仕事や家事を詰め込み過ぎない

休むことも大事な仕事ですよ

うつ病に罹ってしまう人の多くは、責任感が強く、自分の限界以上に頑張り過ぎてしまう傾向にあります。「人に迷惑をかけてはいけない」「他の人も我慢している」と、周りの目を気にするあまり、自分の不調に気付かない振りをしてしまいます。気付いた時には、朝布団から出ることができない、外へ踏み出すことができない、涙が止まらなくなってしまう…といった現象を経験してしまうことになります。こうなってしまうと、仕事や家事をこなすことは難しくなりますよね。そして、突然休まなければいけなくなってしまった自分を責めてしまいます。負のループに陥ってしまい、休まなければと思っても、しっかりと休むことができません。

何が原因だったのでしょうか。それは、「自分の限界以上に頑張り過ぎてしまった」ということです。手術や入院が必要な身体的な病気と同じように、心の病気の場合も、「休む」ということが非常に大切になります。両手を骨折した人が出社してきたら、「そんな状態で無理をしないで、治るまでゆっくり休んで」と声をかけますよね?頭では理解していても、感情が邪魔をしてしまうかもしれません。しかし、休まないことには、治るものも治り難くなってしまいます。世の中は助け合うことで成り立っています。あなたが元気になったとき、他の誰かを支えることができるようにすればいいんです。そのためにも、しっかりと休みましょう。

どうしても休めない人は、「出来る範囲を狭める」ようにする

休め休めと言われても、何が何でも仕事や家事をしなければいけない状況の人もいるかもしれません。そういった場合は、今までの仕事の全容を把握することから始めてください。そして、「絶対に自分にしかできないこと」と「人に任せることができること」に分けてください。今までこなしていた仕事の全ては、「絶対に自分にしかできないこと」ですか?もちろん、経験や理解のある人が仕事に携わるほうが効率が良くなります。しかし、それでは他の人の刺激や成長を妨げてしまいかねません。部下や後輩がいる立場であれば尚更、「任せる」ことも仕事の一つと考えてみましょう。 まだ自分の立場が一番下という場合は、上司や先輩にはっきりと相談することが重要です。「こんなこともできないのか」などと、心無い言葉を吐かれ、嫌な思いをするかもしれません。しかし、相談してみないことには、何も変わりません。上司の中には、「何も言われないから問題無いと思っていた」という人もいます。自分が楽になるために人を利用するのではなく、自分自身が壊れてしまわないように、助けてもらうのです。頼りにされて嫌な思いをする人は少ないのではないでしょうか。人は誰しも、他の誰かに必要とされたいと考えています。相手に負担をかけたくない、と気遣うことが出来るのは素晴らしいことです。しかし、同じように、自分のことも気遣って大切にしてあげてください。