十分な睡眠をとる

不眠が続くと危険?睡眠の必要性と対策

うつ病の人に多く挙げられる症状として、睡眠障害があります。睡眠障害の種類は多くありますが、中でも代表的なのが不眠症です。不眠症は寝つきが悪かったり、眠れてもすぐに起きてしまうなど、十分な睡眠がとれなくなる状態を指します。長期間に及ぶほど、心身にダメージを与え続けることになります。日常生活にも悪影響を及ぼしやすく、ストレスが溜まりやすくなったりミスが多くなります。十分な睡眠をとることで、様々なリスクを避けることができるのです。

不眠の対策はいくつか挙げられます。まず、寝る1時間前にはテレビや携帯電話などの画面を見ないようにしましょう。画面から発する光は脳を覚醒させます。寝る直前まで画面の光を浴び続けると、脳が日中であると勘違いして眠れなくなるのです。画面を見ず、暗い空間で目を閉じて眠くなるのを待ちましょう。

また、食事も気を付けなければなりません。食べ物の消化は2時間程度かかります。消化をするときにエネルギーを使うので、身体が活発になります。寝る直前に食事をとって消化しないままだと、深く眠ることができません。食事は寝る2時間前に済ませておきましょう。さらに、脳を覚醒させるアルコールやカフェインを過剰に摂取することも避ける必要があります。

どうしても眠れないときの対処法

不眠症の対策をしても眠れないことはあります。どうしても眠れないときは、睡眠に固執しないことが大切です。不眠症に陥ると、少しでも眠らなければいけないという強迫観念にとらわれます。眠れない原因を考えれば考えるほど不安になり、ますます寝付けなくなります。無理に寝ようとするのではなく、好きなことをして気を紛らわせて、眠くなったら寝ましょう。寝る時間帯についても、必ず夜に寝なければならないわけではありません。夜中に眠れなければ、昼間に寝てもいいのです。いつ寝るかではなく、しっかり眠れたかどうかが重要になります。

何をしても一睡もできない場合には、目を閉じるだけでも構いません。人は視覚から大量の情報を脳に送ります。起き続けるとその分だけ余計な情報も入ってきてしまいます。目を閉じることで視覚からの情報はなくなるため、脳を休めることができるのです。さらに効果的なのが、横になって目を閉じることです。横になることで身体がリラックス状態になり、疲労を回復できます。これらはできるだけ静かで暗い場所で行うことがいいでしょう。他人の会話やテレビの音など、耳から入る情報も脳に送られてリラックスできなくなります。また、明るいと脳が覚醒してしまうのです。環境を整えて心身を休めましょう。