仕事や家事を完全に休む

やろうと思わなくていい

うつ病になりやすい人の特徴として、責任感が強いことが挙げられます。周りの人から休みを促されても、自分のやるべきことをやり遂げようとするのです。心身にダメージを与え続けることになるため、うつ病はますます悪化してしまいます。休養をとるために大切なのは、やろうと思わないことです。自分がやらなければ終わらないとか、誰にも迷惑をかけたくないなどと考える必要はありません。うつ病になったときにやるべきことは、とにかく休養をとることなのです。

完全に休むために大切なのは、自分の好きなように過ごすことです。その方法は豊富に挙げられます。例えば一日中寝てみたり、趣味の時間に充ててもいいでしょう。思い切り羽を伸ばすことで、心身に受けたダメージを癒していくのです。しかし、どうしても仕事や家事が頭から離れず、罪悪感が生まれることもあるでしょう。この状態に陥るとき、大抵は一人で悩んでいるパターンが多いです。一人で悩み続けると視野が狭くなりがちで、何が正しいのか分からなくなります。対処法としては、客観的な意見を取り入れることです。身近な人に相談したり、専門職によるカウンセリングを受けて、自分の思考を柔軟にしましょう。誰にも会いたくないときは、本やインターネットから情報を得ることも有効的です。

どうしても休めないときの対処法

休養が必要であっても、必ずしも休めるとは限りません。仕事や家事をどうしても休めない場合は、すきま時間を活用しましょう。例えば、仕事の休憩時間に睡眠をとって頭をリラックスさせたり、家事の合間に好きな番組を観て気分転換することが大切です。短時間の休養は意味がないと思うかもしれませんが、ぶっ通しで仕事や家事をするよりも心身へのダメージは軽くなります。

明らかに心身に異常が見られる場合は、仕事を早退したり家事を早めに切り上げて病院に駆け込みましょう。診断書をもらうことで休むきっかけにもなりますし、異常の原因を突き止められます。倒れてしまっては元も子もありませんから、仕事や家事から強引にでも離れることも大切です。

一時しのぎの対処法を行っても、休めない状態が続けば心身へのダメージも大きくなってきます。このときに大切なのは、自分を責めないことです。仕事や家事を休めないのは自分の作業が遅いからだとか、頑張れていない証拠なのだと考える必要は決してありません。休めないのは誰のせいでもなく、たまたまタイミングが合わないだけなのです。責め続けてしまうと思考もだんだんネガティブになり、休めたときまで引きずってしまいます。必要以上に自分を責めず、心身を守っていきましょう。